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弁吉君

あはは・・・私の僧帽弁の代わりをしている機械弁の名前です。(アホや)
でも、そう呼んでいます。
だって、常に私の耳には、チクチクと機械弁の音が聞こえていて、
「頑張ってくれてるなあ。」
なんて思っちゃうんです。なので、弁吉君と名前をつけてあげました。少しだけ、暖かい感じがするでしょ。
しませんか・・・ね

私は、術後に弁吉君の音が聞こえてても、気にはならなかったけど、気になる人はちょっと辛いのかな。
トイレとかお風呂とか、聞こえるし、寝るときも完璧に聞こえる。普段も聞こえる。
ほぼ、聞こえるって事だ。
気にならない性格で良かったです。はい。
名前付けてる人なんて、多分居ないだろうけど、このチクチクが気になってイライラする人が居たら、
どうでしょうねえ、名前付けてみては。なんて…。

一ヶ月ほど過ぎました。階段も手術前みたいに、ほんの数段上がるたびに動悸がするなんて事はなくなりました。ゆっくりと、上り下りできます。まだ、走ったりは恐いのでしてません。
小走りでも、胸が揺れると傷が痛いのです。右胸はまだ、少しの痺れをもっていますので。
でも、そろそろ念願の自転車に乗ってみようかと思います。
先日友達が遊びに来て、帰る時に見送ったけど、彼女の自転車をこぐのを見てたら、早いなあと思った。
あれくらいが、普通なんだなあって。
リハビリで自転車こぎを3日間やったけど、15分を3回だけだもんなああ。
でも、心臓もそろそろ弁吉君に慣れてきたんじゃないかと思うので、乗ってみようと思います。
旦那さんの監視のもとで。

あと、田舎に帰ります。ここ数年、母親や妹の足についていけなくて、動悸と息切れを隠しながら、ゆっくり歩きたいだけとか言って誤魔化して、初詣に行ってたけど、今年はとうとう誤魔化す事もできず、気分が悪いからと全員の初詣を潰してしまった。
だけど、来年は、多分ゆっくりではあるけど動悸も息切れもなく、ちゃんと爽快な気分で初詣にいけると思うので、楽しみです。

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PT-INR

心臓疾患も色々あって、よくは解らないけど、取り合えず、私は心臓の中の弁が機械になったので、
血液がくっついて固まったりしないように、ワーファリンと言う薬を一生、飲み続けなければなりません。
その、ワーファリンと言う薬の効き具合を見る検査があります。
今はまだ、手術をした病院で、それをして、安定したら、近くのお医者さんに紹介状を書いてくれて、
かかりつけ医になってもらって、薬もそこで貰うようになります。

心臓に関するブログとか見てたら、このINRと言う言葉がありまして、皆さん、2くらいでとか、3くらいでやってるのですが―なんて書いてあって、何のこっちゃと思ってたけど、退院して初めて外来へ行ったら、
S先生が血液検査の結果を見せてくれながら、PT-INRと書かれた数値に線を引いて、薬の効き具合だと言ってくれた。ああ、もしかしたら自分で何かするのかと思ったけど、見せてくれるのかと、ほっとした。
数値は、4.3だった。「効きすぎや。」と先生は言って、3錠飲んでたワーファリンを2錠にしてみようって事になった。

で、昨日2度目の外来に行った。間、一週間くらいだけど。S先生は学会で居ないから、№2のH先生が外来をしてた。H先生も私の手術をした先生。
検査結果の表は貰えなかった。(採血した時間がちょっと遅れたから)
でも、「ワーファリンはいい感じです。」と言われた。S先生は2くらいでと言ってたから、そのくらいにはなったのだろうと思う。次の外来診察は12月の末の方だけど、それまで2錠で。

それにしても、私の手術痕は右開胸だけど、おっぱいの下側に上手く隠れて、とても綺麗らしい。
目立たない。執刀医のS先生もそうだけど、H先生も、とても満足そうです。
まだ、青あざとか、チューブが入ってた傷とか、いくらか賑やかではあるけど、そんなのが落ち着いたら、多分、余り解らないんじゃないかと思います。
ほんと、感謝です。凄い先生達に会えて、良かったです。

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障害者手帳

心臓疾患者は、どうやら身体障害者になるようです。
弁置換手術をして、自分の弁ではなく機械弁を入れた私も身体障害者、一種一級と言う一番重い等級の障害者と言う事になりました。
なんだか、妙な気分です。見た目では、絶対に解らないわけじゃないですか。
だから、駅でエレベーターを使うのも、本当は今はまだ階段はしんどいから使っていいんだけど、なんか、単に楽してる奴みたいな気分になったりします。だから、丁度開いていても、何となく乗りません。乗れません。
エスカレーターが近くにあると嬉しい。なかったら、階段をゆっくりと上がったりします。

先日障害者手帳と言うものを手にしました。
茶色いビニール製の表紙に金色(?)の文字で身体障害者手帳と書いてあって、中は提出した写真と、何処が悪いのかが記載されてる紙が挟まってる、何だか愛想のない手帳でした。

だけど、障害者になると、都道府県や自治体にもよるけど、色々とサービスと言う言い方がどうなのか解らないけど、そんなのがあります。地下鉄が無料とか。
で、私鉄はどうなんだろうねって旦那と話してたら、券売機の前で老夫婦が顔を覗かせた駅員さんに何やら手帳を見せてた。見覚えのある手帳。
思わずその人の背中をポンポンって叩いて、障害者手帳を見せれば何かあるのかと聞いてみた。
「介護人と2人なら、半額になる」と教えてくれました。駅員さんを呼ぶ切符の買い方も。
いやあ・・・老夫婦が偶然前に居て、障害者手帳を見せててよかった。使い方が解ったもの。
その奥さんも、心臓って言ってな。

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心臓って凄い。

術後、何とかゆっくりではあるけれど一人で歩けるようになり、食事も食堂へ行って食べるようになります。
何日かごとに採血がありまして、それで、レントゲンとか心電図とかの検査もあります。

病棟内をゆっくり傷を庇うようにしながら歩いている私に、看護師さんがある日、
「車椅子でなら、病棟外、OKやよ。」って、しらっと言った。
「ええっ!じゃあ5階のコンビニ行ってもいいのですか。」
「いいよ。」
旦那さんに押してもらえば、コンビニの買い物も自分の目で選べまして、そんで日曜とかなら、5階にある庭みたいなところへも出られます。嬉しいっす。
で、2度ほど、会社帰りに来てくれる旦那さんに車椅子に乗せてもらって買い物に行った。

で、ある朝、レントゲンと心電図の検査ありますから、適当に行ってきてくださいと言われた。
「えっと、一人で?」
「一人で。」
何でだ。車椅子でって言ってたのに、いきなり看護師さんの付き添いもなく一人で歩いて行けと言うのか。
ちょっと悲しくなった。途中でふらっとしたらどうするんだ。でも、行ったけど・・・。疲れたけど・・・。

あ、何が心臓って凄いかって言うと・・・手術した後、自分の手の爪を見てびっくりした。
だって、ピンク色してるんだもん。前は、黒ずんでて、指を誰かに見せるのが嫌だったけど、ピンク色です。
それに気づいてから、日に何度も見たりして・・・。
あと、顔色も黒ずんでたらしいけど、それも見違える・・・らしい。そして、色の悪かった唇も、今はほんのりピンク色です。
心臓って凄いでしょ。ちゃんと機能してると、血液はちゃんと末端まで通うんだな。
もう、逆流なんてしないでくださいね、私の心臓ちゃん。

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一般病棟

4人部屋の窓際になりました。
手術前に居た部屋の隣。私が入ってすぐに、前の人は退院した。
でも、他の2人は、手術前にもご飯、一緒に食べたりしてくれてたおばちゃん達でした。
だから、どうしても出る、いや、出さなきゃいけない痰を出すのに、気兼ねせずに済んだ。

痰って、出すの難しいね。おっちゃんは、何で簡単に出せるかな?
でも、飲み込んだりしたら、合併症になったりするって言うから、必死で出してたら、
結構上手くなった。

だけど、咳をするたび、傷が痛いし、相変わらず背中や足の付け根の傷が痛い。
何とか自力で体を起こす事はするけど、どこに力を入れればいいのかと考えてから。
それでも、HCUで早くから歩かされたからか、ここで歩行器を借りる事はなかった。
まあ、点滴の台って言うか、あれを持ってだけど歩けた。
まだ、血は体から出てたし、尿道に管は入ったままだったけど。
だから、逆に点滴の台がないと、歩けなかったって事かな。血が溜まったケースとか尿パックとか、提げてなきゃいけないから。

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