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三つの検査

入院は2週間くらいと最初に言われた。
その間に、特別な検査は三つ。
造影剤を使ったMRI。
心臓カテーテルを使った、血管の検査。
食道にカメラを入れて心臓を映す、エコー検査。


MRI・・・造影剤を注射される。それが、ちょっと体が熱くなるだけで、別に辛くはなかった。
心臓カテーテル。
実はこれが一番嫌だった。血管を細い管が這い回り、こともあろうか、自分の心臓に到達するなんて、
考えただけで気持ち悪いし、恐い。
足の付け根か腕から入れるのだけれど、私は腕だった。それは幸いだと思った。足だと半日歩けない。
側にある六つのモニターに、私の心臓とそれを取り巻く主要血管が綺麗に映し出されてた。
痛かった。麻酔してても、カテーテルが入る感じは解った。進んでいくのは解らなかった。
でも、辛かった。終わったら、血の気が無くなってしまって、暫くその場で休憩した。
食道エコー・・・何だかんだ言って、これがやっぱり辛かったかな。
直径1cm・・・なんて言ってたかなあ?忘れたけど、でも太いのは太い。胃カメラは飲んだことないけど、それよりはかなり太い・・・らしい。
先生が手に持っていたカメラの胴体部分は、ちょっとしたホース並みだった。それを入れるのかと思ったし、それが入ったのだと思っていたけど、その先にもっと細いのが付いていた。当然か。
何度もえづいて、鼻で息をしろと言われたけど、涙は出るしで鼻が詰まって、口で息すると唾を呑んでしまい、もう、何だか、とにかく辛くて、あと少しの言葉が嬉しかったなあ。
で、この時も気持ち悪くなって、キャスターに乗せられて病室に戻った。

結果、血管に詰まりとかはなかった。でも、前の病院で言われたよりも酷い事は判明した。
前の病院では、手術は形成術だったけれど、三つの検査の結果、僧帽弁閉鎖不全、しかも重度と診断。
手術は弁置換手術。
人工弁と取替え。生体弁か、機械弁かです。どっちでもいいらしいけど、生体弁は寿命がある。
良くて20年。その時また手術しなきゃならない。私の歳だと、間違いなくもう一度手術しなきゃならない。なので、機械弁を勧められる。
機械弁は、一生ワーファリンと言う薬を飲まなければならない。血が固まらないようにする薬。


だけど、機械弁でお願いする事にしました。
今、入院の予約中。次に入院したら、今度は手術です。

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