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硝子体手術

2012年9月5日。網脈静脈分枝閉塞症のため、硝子体を特殊な液体に入れ替える手術をしました。

朝食を食べていいだの駄目だのの後、結局食べないで抗生剤点滴をしました。
それから数時間後、車椅子に乗って、3階のオペ室へ。

実況風に。

看護師:心臓の時もここでしたでしょ。
私   :そうですね。あそこの角で待ってましたよ。

 :へえ。はい、ここです。頑張って。
(手術着の男性登場・・・若造の医者か?)
 :お早うございます。

彼は名前の確認を取り、私をオペ室へ連れて入った。

 :はい、ゆっくり台の上に寝てください。
その他数名の女看護師さんが、タオルケットを掛け、私の足を固定し、血圧計を巻き、
指に酸素飽和度測定装置を着ける。体にシートを掛けたのかな、そして左目と顔全体にシートを。

 :息苦しくないですか。はい、じゃあ麻酔します。(先生だ。部長先生。)
 :い、痛い…めっちゃ痛い!!歯医者の麻酔より痛くないって言ったじゃないか!嘘つき!
   (心の声です。)

足をばたつかせたくなったが、その時足を固定されているのだと知った。
 :先生、暑いです。
 :暑いんだって。タオル取って。引っ張れば取れるでしょ。
少し涼しくなった。

 :ああ、◎△君。君ね、さっき#&を新しく出したでしょ。見てみ、100残ってるでしょ。
    僕は一回に150も使わないんだよ。経費節約って、言われてるでしょ。
 :はい、すみません。
 :な、何の話しっすか(心の声です、勿論)
 :ん、じゃあやろうか。
 :せ、先生、麻酔、もう効いてるんですか?
 :効いてますよ。
言いながら、既に私の眼球に、何か挿したような感じが伝わった。軽く棒みたいのが見えたのだ。
その後、左目に何かがぼんやり映るような事はなく、痛みもなかった。

 :げぇ、何かやってるのが分かるぅ。自分の呼吸で顔が暑いわあ。(心の声)
 :そう、そこ。もう少し%+しないと、☆◎にならないでしょ。
 :はい。(これは一応担当医の女医さんだと思うのだ。)
 :えー、マジでぇ?全部部長先生がやるんじゃないのぉ?(心)

眼球奥をいじると、白内障になりやすいので、ついでに水晶体も人工にします。はい。

 :これ、こっちですよね。
 :そうですね。
なにやら、機械の準備のようです。
 :前の病院でね、看護師さんに「先生、どうしてオス、メスコードって言うんですか」って聞かれて、僕は答えに困った事があったよ。
(オペ室に笑いが響きます。)
 :それって…そう言う事ですよねえ。
 :そうだよ。
:何の話しっすか。(心) 
 :出っ張ってる方がオスって事でしょ?
 :ぷっ。(生声)もう終わったじゃん。何でまた出っ張った方とか言うかな。(心)
 :はい?何ですか?痛いですか?
 :い、いえ。何かしてるなあって言うのは分かります。
 :でしょう。ちゃんと手は動かしてますからね。
 :はい。
もう、体を動かしたくなってきたのです。足先とか、動かしてた。小さくだけど。

周りは見えないから、どんな状況でそんな話になったかはわからないけども―。

 :広告の裏も使ってるの?物は大事にしなければいけません。さっきのもまだ使えるでしょ。僕ね、静脈留置針の…ああだこうだ。
先生は、針を上手く使う独自のやり方を考えたと言い、若い医者は興味ありますと言う。
 :後で教えてあげるよ。
 :ありがとうございます。
 :でもそれで特許取って、僕に使わせないようにしないでよ。
(オペ室に笑いがおきる。)

 :せ、先生。咳したい。
 :どうぞ。
 :い、痛いような気がします。
 :麻酔足して。
 :や、やばい。気がしただけで、痛いとは言いきれない。ま、またあの麻酔か…。
    あ、点眼麻酔なの…よかった。(心)

もう、体を動かしたい。顔に汗をかいていた。いーーーーって言って、動きたい。

側で機械からゴウゴウって言うのかじゅるじゅるって言うのか、音がする。

 :入れ替えてるんだ。ゲル状の硝子体と特殊な液体。すげぇ。(心)
 :広告の裏に、赤で書いて、青で書いて、黒で書いたら、3回使える。いや、極端な話だよ。
 :せっこぉおおおお(心の声、当然…のはず)
:はい?何ですか?
 :いえ、何も。
    思わず小さく声が出てしまった(心)
 :もう直ぐですからね、頑張って。
 :は…い。

こうして無事に手術は終わりました。やっと自由に手足を動かせて、一時間じっとしてるのは辛いと分かった。
そして、局所麻酔は、何だかなあって。

一日に何度もやるオペで、必要な事意外黙ってろとは言えないけどさあ、真面目に私を治そうとか思ってます?
なんて思いたくなっちゃう。

でも、ありがとうございました。です。

以上が手術の状況でありまする。

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