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K先生

入院して、一番多く病室に来たのはK先生。
入院して二日目くらいに、採血させてと先生がやってきた。
静脈からの採血は看護師さんがするけど、動脈からの採血はドクターと呼ばれる人しかできないらしい。

K先生は手首からと言って、動脈を捜すと、針をプチッと・・・。
Σ(・口・)「ゲッ!」
すごおおおおく痛い!
きゅうっと血を採ってる作業の間、足をジタバタするほど痛かった。涙目になった。
「ごめんね、痛いね。」と言葉を掛けてくれながら針を抜くと、K先生は、
「もう一回いい?」と言った。
私は、2本要るんだと思ったから、涙ながらに、そして不満そうな顔をしたと思うが、頷いた。
「でも、後にしようか、痛いもんね、ここ。」
そうしてくれと思った。後からまた痛いのも嫌だけど、結構我慢強いほうだけど、直ぐには嫌だった。

K先生が立ち去ると、一部始終を見ていた旦那が渋い顔で呟いた。
「あれ、失敗したんやで。全然血は入ってなかったもん。」
うっそおおお。痛かったんやでぇ。2本要ると思ったのに、失敗したからかい!
昼食の後、K先生がもう一度やってきて、同じ手を握って「痛いよね、こっち。」
もう、ちゃんと採ってねと心で言いながら、「左でいいよ。」と言った。
そして、再びあの激痛、今度は私も気になったから彼女の手元をチラッと見た。
血は、注射器の先の方にこびりついたみたいな量が入っていた。
K先生の後ろに立っている旦那を見たら、旦那は静かに首を横に振った。
「正直に言ってな。採血できたん?」
私がそう聞くと、K先生は、溜息をつきながら首を振った。
「明日・・・また。ごめんね、痛い思いさせて・・・。」
うわぁーーーー。両手首、筋肉痛みたいに鈍痛が残ってるのに、明日またここに刺すのか?
最悪・・・。

余りにも頼りない感じなので、名札をよおく見たら、”研修室”とか、何とか書いてあった。
ここでも、私は研修医とは思わず、
「ええっ!研修医の教育係?」と、まったくトンチンカンな風に思ってしまった。
採血もできないのが、教育とかするのかと・・・。

翌日、K先生は朝からやってきて、足の付け根から採血すると言った。手首であの痛さ。
足の付け根なんて、どれほどの痛みかと、正直泣きたくなった。が、まったく痛くはなかったのだ。
付け根のほうが、動脈が解りやすいから、ちゃんと針を刺せば痛みはそんなにないのだろうと旦那が言ってた。練習・・・したかった?手首・・・。後で研修医だと知ってから、そう思った。

K先生が研修医だと知ったのは、この病棟は明日で最後とか、M先生が言ったから。
研修医だったのかと納得した。それで、私が初めて担当した患者だったらしい。
その後、退院のちょっと前に、K先生が私に会いにきた。最初の担当患者だから気になるって。
研修医だと解ったから、痛かったぞ、動脈注射と一杯からかってやった。頑張ってくださいと思います。

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